【2023年11月その1】支笏湖でニジマス62cmがヒット
10月はイトウを狙うため、道北の本流に通う週末が続いたが、本命からは見事に振られ、大した釣果もないまま過ぎ去ってしまった。
11月もこんな調子で終わるのかな~と思っていが、結果的には好調の晩秋となった。
2023年晩秋 本流にて
日の出とともに本流に立ち込んだが魚のアタリはなし。
ポイントを転々としながら魚がいそうな流れを探していく。
日が昇り、気温が上がり始めた頃、やっと待望の本日初ヒット。
あまり抵抗されることもなく、すんなりとランディング。
55cmくらいのスリムなアメマスだった。
上の2枚は実は同じ魚w
貴重な1匹を2匹釣れたと思わせる巧みなカメラアングルであるw
だがこのあとが続かない。
フライが合ってないのか、流し方が違うのか、ポイントが良くないのか…。
しかし、釣れないということも経験である。
来年の本流でまたいろいろ試してみよう。
秋の支笏湖の本番は11月
振り返ると今年のハイシーズンは遠出の釣りが多かったため、いい時季の支笏湖の釣りがほとんどできてなかった。
それでも何度か支笏湖で釣りをしたのだがことごとくボウズw
願わくば1匹でいいので支笏湖の魚を掛けたいな~。
そんな思いを抱き、気合を入れて暗いうちから車を走らせる。
峠道の山頂に向かうにつれて道路はシャーベットときどき圧雪アイスバーン状態。
冬タイヤに履き替えているとはいえ、季節はじめの雪道は本当に怖い。
でもまあ、ビビってトロトロと運転するくらいのほうが逆に安全ではあるw
横着な性格が功を奏した?62cmのニジマスがヒット!
夜のうちに出発したおかげで日の出ちょっとすぎにポイントに到着できた。
いそいそとロッドを継ぎ、リールに巻かれているラインを交換しようとすると…
「ん?ない?」
なんとシューティングヘッドをケースごとまるっと車に忘れてきてしまっていた。
馬鹿ですね~w
持ってきた2つのリールにはフローティングとスローインターのシューティングヘッドがそれぞれセットされている。
さて、どうする、車に取りに戻るべきか?
車まで取りに戻るとなると少なくとも15分ロスする。
俺が出した答えは「面倒くせえからこのままでいいや」であったw
湖面はベタ凪でも大シケでもないちょうどいい感じの波具合である。
まずはスローインターが巻かれているリールをセットして実釣開始。
ちょっとずつズレながら小一時間ほどやってみたがアタリなし。
これならシューティングヘッドを取りに行ったほうが良かったかも…。
しかし、なぜかここでフローティングのリールに付け替える。
そしてさらに100mほど移動した。
腰まで立ち込み釣りを再開すると、10分と経たずにリトリーブしてた左手に「グングン」という手応えが伝わってきた。
強烈なアタリではなかったので、しっかり食ったという感触を感じてから竿を横に煽るとラインがギューッと走った。
「お!結構でかいのか?」
今年初の支笏湖の良型、これはなんとしてもランディングしたい!
10分ほどやり取りし、波を利用して岸に寄せる。
岸際でその魚体が美しい光を放つ。
かっこいい面構え、しかもデカい!
スケールを当てると62cm、自身の支笏湖でのニジマス最身長だ。
気合を入れたおかげなのか…支笏湖の宝くじに当たってしまったw
傷ひとつない魚体、そしてこの尾びれの大きさ。
素晴らしい…。
今まで何匹もニジマスを釣ってきたが、これほど鮮やかに輝くニジマスは見たことがない。
この美しいニジマスと支笏湖の恵みに感謝。
支笏湖で大きな魚が釣れると日頃の生活でくすんだ心が浄化される気がしますね~w
支笏湖は本当に夢のある湖だと思います。
聞いた話で正確な情報はありませんが、何十年も前にフライで90cmを超えるニジマスが釣れたことがあるそうです。
ここ数年の間でも1m近いブラウンもフライで釣れてますので、支笏湖専門のフライマンがいるのも納得できます。
きっと今日も支笏湖のどこかで夢追い人がロマンを求めてロッドを振ってることでしょう。
ではまた!