フライフィッシング

【2020年・6月第3週】尻別川でリハビリ釣行、中型ニジマスの数釣りはできたが…

先週の道北釣行でなんとなく「釣れないスパイラル」に陥りかけている俺w
この「釣れないスパイラル」はなかなかやっかいで一度ハマってしまうとなかなか抜け出せなくなってしまう。
そうなる前に釣り勘を取り戻すべく尻別川へリハビリ釣行へ…。

2020年6月18日 尻別川

前日、後志地方は雨が降っていたらしく増水と濁りを予想していたのだが、橋の上から川の様子を伺うと予想に反して穏やかな流れ。
むしろ減水気味だった尻別川に潤いを与えたような印象を受けた。
「今日は多分釣れるな!」

下見を終え、目標としていたポイントに到着。
雨だったおかげで空気がしっとりとしていて釣れそうな雰囲気が漂っている。

11ftのスイッチロッドにアトランティックサーモンショートのタイプ1/2、これにウェットフライを2個付けて実釣開始。
2キャストして1m下がる、といった感じでゆっくり攻めていくと20分ほどでアタリが出る。
フッキングできなかったが魚がいることがわかりひと安心。

アタリがあった付近に何度かフライを流していると、ググッという手応え、ちょっと間をおいて15m程先で魚がジャンプ!
ウェットフライはこれが面白い!
コイツがなかなか元気でランディングまで何度もジャンプして好ファイトを見せてくれた。

本日朝イチの魚はヒレがピンとした40cmのニジマス。
今日はなかなか幸先のいいスタートだ。

ヒットフライは最近出番の多いヘッドが蛍光オレンジのウェットフライ。
どんよりとした天候だとこのオレンジが効果的なのかもしれない。

時合だったのかこの1匹を機に魚の反応がいい時間がしばらく続き、30〜35cmほどのニジマスが6匹ほど釣れる。



大きいとはいえないがこのサイズの魚が遊んでくれる。
ウェットフライでのニジマス釣りは本当に面白いなぁ〜ww
釣り感が戻ってきた、ウハウハwww

このあとポイントをちょっと移動。
魚が付いている位置が少し遠いかな、と思ったのでLOOPの旧EVOTEC15ft#10にロッドチェンジ。
ラインはRIOのスカンジ3D 580gr F/H/I。
RIOのスカンジ系ラインは何本か持ってるんだけど、SAに比べると同じような重さでもRIOのほうが長い。
そのせいか慣れないうちは本当に投げづらいラインだった…。
リフトしてもラインは浮かないし、キャストしても綺麗にターンしないしw

しかし今の俺は昔の俺とは違う。
1年前とは見違えるほどモダンスペイキャスティングが上手くなったなぁ(遠い目)。
アンダーハンド、スカジット、スナップT、スネークロール、何でも来いや〜!
(左手上手はまだまだしょぼいけどw)

このLOOPの15ftも最初の頃は「ボッコか!」って思えるほど硬く感じたけど、いまはいい感じでロッドを曲げられてる。
ただ入魂の1匹が釣れないんだよね、このロッド。

「でかいの釣れないかな〜」と思いながらキャスティングを繰り返し、フライをスイングさせているとコツコツという小さなアタリ。
「ん?この前アタリ…でかいかも」
同じ場所に再度フライを投げ入れてスイング、そして小刻みにゆっくりリトリーブすると「ゴン!」という強い手応え!
「キターァアアアアッ!!」

ロッドを横にあおりしっかりとフッキング。
手元のランニングラインが全て出ていきリールが逆転、15ftのロッドが大きく弧を描く!
「でかいのキタコレwww」
ティペットは1x、針はバーブレス…無理せず慎重に…。
リールファイトに持ち込むがなかなか魚が寄ってこない。
「全然ジャンプしないけど、でっかいアメマスかなぁ?」

ゆっくりと間合いを詰めて魚体を見ると、この大物はアメマスでもニジマスでもない…。
そう、針に掛かっていたのは北海道の川で釣ってはいけないお魚w

10分ほどのファイトで魚の勢いがなくなったのでランディング。
縦幅40cmのランディングネットから大きく尻尾がはみ出ている。

ひと息ついて長さを測ると64cmの見事な魚体!
ターゲットのニジマスではなかったけど、やっとこのロッドに入魂できたなw
「佐倉さんひくわ〜www」
写真を数枚撮らせてもらいリリース。
魚の写真をアップできないのは少々もどかしいがしゃーないw

このあとポツラポツラと小さいニジマスが釣れたが、午後3時ころアタリがぱったりと止まる。
夕マヅメまでここで粘る手もあったが気になっていたポイントがあったので移動。

しかし移動先では魚は1匹も出ず…。失敗したw
午後5時、納竿。
今日はなかなかおもしろい釣りができたなぁ。明日はどうかなぁ?



2020年6月19日 尻別川

午前3時半にアラームが鳴り、目を覚ますとちょっと肌寒い。
車のエンジンをかけ、暖房を入れる。
「もうちょっと寝るか」と目を瞑り、ウトウトしているといつの間にか午前5時半ww
「車中泊した意味ねええええwww」

平日とはいえベストシーズンの尻別川、行きたかったポイントには釣り人が刺さってるだろう。
こんな時はポイント開拓だ。
川の様子を見てみると増水も濁りもない。
「上に行くか下に行くか、それが問題だ」

駐車場で準備を済ませとあるポイントへ向かう。
ここは1年ほど前に1回だけ来たことがあり、そのときは1匹も釣れなかったが瀬やプールもあるのでずっと気になっていたポイントだ。

まずは様子見ということでインタミのヘッドにウェットフライ2個付けてを流すとすぐにアタリが出る。
「おぉ、ここにも魚いるじゃんw」

釣れたのは25cmほどの小ニジマスちゃん。
プルプルアタリが何度かあるのだがきっとこのサイズの魚がつついているんだろう。
このあとも釣れてくるのは似たようなサイズばかり。


3時間ほどこのポイントで粘ってみたが大物には出会えず。
夏の渇水時季にまたここに来てみよう。

ポイントを変更し、川を歩いていると梅花藻が青々と茂っていた。
まだ花の蕾がないけど、あと2週ほどすればきれいな白い花が咲くんだろうなぁ。

昼休憩を挟んでいくつかポイントを転々とする。
午後3時ころに入ったポイントではちらほらとライズがあった。
魚がいることがわかり丹念にウェットフライを流すと今日イチのアタリ。

とはいっても35cmほどの中型ニジマス…。
でかいのはどこにいる?w

「深いところにいるのかな…」
リードフライをニンフに替えて30分ほど流し続けるとこれにも同サイズのニジマス。

午後6時20分、夏至間近ということでまだまだ明るくあと1時間はできそうだったが、ポイント開拓の冒険で疲れてしまったので納竿。

この2日間、大型レインボーは釣れなかったけどなかなか楽しい釣行になった。
それにしても今年は自分的に「あやねる」の当たり年だなw
去年のこの時季、ほぼ同じ範囲で釣りをしているけど釣れたことがなかったんだから、俺の腕が上がったと考えてもいいのかな?w
まぁ釣っちゃいけない魚だけど、ニジマス狙いで釣れちゃうんだから仕方ないw
50オーバーのニジマス、次はいつかなぁ?

次回に期待!

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