フライフィッシング

2019年7月 初夏の道南小渓流でヤマメとニジマス、そしてついに尻別川でボウズw

2019年7月20日、尻別川本流に後ろ髪を引かれながらも、今日は道南の小渓流に向かいます。
釣り場到着は午前5時。どんよりとした曇り空のせいで時間のわりには光が少ない感じがする。
「日が完全に登るまで食いが渋いだろうなぁ」

今日のタックルは
・ロッド:Orvis クリアウォーター8ft6 #4
・リール:Orvis バテンキルクリックⅢ
・ライン:SA フリークエンシィ マグナム #5
・リーダー:ティムコ 12ft3X
・ティペット:フロロカーボンの4X

まずはウェットフライを2個付けて釣り下がり。

予想はしていたけれどこの川も渇水気味で去年の9月よりもさらに水が少ない。
ここまで少ないとポイントも減ってしまいサクサクと釣り下がってしまう。
毎度のことながらこの範囲は水深がないポイントがほとんどなのでウェットやニンフでの釣果がほとんどない。
「だったら釣り下がりでもドライを使えば?」と思ってドライフライを付けて釣り下がっても釣れない。
入渓時間がほぼ同じなので、きっと水温や光量が関係してるんだろうな。

しばらく下がっていくと岸際に倒木があるちょっとしたプールでライズを発見。
上流からウェットフライを流したあと小刻みにリトリーブするとゴンゴンっと魚がフライを咥えた感触。
ロッドを立て軽く合わせると魚が走り出す。まあまあのサイズのようだ。

ティペットが4Xだったので慎重にやり取りしていると魚は倒木の下に逃げ込み、枝に引っかかってしまった。
外しに行くため川まで水に浸かると35cmくらいのニジマスが確認できたがティペット切れ。
ウェットフライは細いティペットじゃなくてもいいかなぁ?
でも魚がいることが確認できたのでひと安心。

小渓流はやっぱりドライフライが面白い

目標としていた折り返し地点で10分ほど小休止。
時計を見ると午前6時半、まだ日差しが弱い感じがするが#10のドライフックに巻いたマドラーミノーに交換して釣り上がり開始。

先述のとおり渇水気味でポイントが減ったものの落ち込みや流れがたるんだプールで魚の反応が出始める。
1度だけ40cmほどの魚体がマドラーミノーを追ってきたが見切られてしまう。
フライパターンを替えてみたりしたがその魚はそのまま出てこなかった。

マドラーミノーはアピール度が弱い気がしてきたので、クリーム色のディアヘアカディス#10に交換。
同じような落ち込みの流れにフライを流すと魚が水面を割って出てきた。
ちょっとだけ間をおいてロッドを立てて合わせるとしっかりとフッキング。
引き具合からしてそう大きくなかったのでちょっと強引に寄せてランディングすると30cmくらいのニジマス。
とりあえずボウズ回避の1匹にニンマリw

時間的に食いが立ち始めたのか、このあとポツポツと小型のニジマス、ヤマメが釣れ出してきた。
ちょっと長めのたるみのポイントの落ち込みにフライを流すと今度は20cmくらいのヤマメが釣れる。

このサイズのヤマメの数釣りができるともっと面白んだけどなぁ〜。

去年はニジマスばかり釣れたが、今回はヤマメのほうが多かった。

魚の食いが立ち始めていたので入渓ポイントを通り越して上流を攻めてみるがポイントらしいポイントがほとんどなかった。
うーん、イマイチ…午後9時半、午前の部はここで終了。



尻別川はハイプレッシャー?

まだまだ時間もあるのでこのまま道南の小渓流で遊ぼうかとも考えたが、どうにも尻別川が気になる。
気になって気になってしょうがない。
一番いい時間を小物釣りに費やしてしまったけれど、もしかしたら釣れるかもしれない!
ということで一気に尻別川下流域に向かいます。

釣り場に到着する頃には雲も切れ、青空が広がりだした。
ゆったりと広い流れの中でのスペイキャスティング、ロッドを振るただそれだけでも気分が良い。
魚が釣れればさらにいいのだけれどw

1時間ほどかけてゆっくり釣り下がっていくと、#6のサーモンフックに巻いたフライに15cmくらいのニジマスがかかる。
しかしこのあとフライを替えてもシンクレートを替えても魚の反応がない。

午後4時までフライを替えたりシンクレートを替えたりいろいろ試してみたが結局大物は出てこなかった。
「尻別川は難しいなぁ」

尻別川でついにボウズ

昆布の幽泉閣で汗を流し、倶知安まで戻る。
車中で一夜を明かし、翌日曜日は午前中だけ釣りをすることにした。
午前4時半にアラームをセットしていたのだが、2度寝してしまい起きてみると午前5時半。
いくつかポイントを覗くとすでに車が止まっていたのでサブのポイントへ。
テンリュウのエクスドライブ11ftで小一時間ほどフライを流すが反応なし。
どうも魚がいる気配がない。

で、ここでふと思うことがあり、昨日の下流域に戻ってしまうw
「蘭越で一泊すればよかったなぁ、馬鹿だなぁ、時間とガソリンの無駄だろww」と独り言をこぼしながら昨日と同じポイントへ。
すでに朝のゴールデンタイムが終わった感はあるもののちょっとだけ期待しながらロッドを振る。
しかし尻別川の魚たちはそう甘くはない。
1時間半ほどで見切りをつけポイント探し。

蘭越の市街地裏やニセコ、比羅夫などを見て回ったがどこにも釣り人が入っていた。
「釣れねーのは俺だけで、みんな釣れてるのかなぁ?」

久しぶりに綺麗な羊蹄山をみることができたが、今日は魚に振られたなぁ。
ボウズ…ついに尻別川での連続釣果が途絶えてしまった。
釣れない理由やあの方法を試したら釣れるかな、などなど色々考えながら帰路につく。

「尻別川は難しいなぁ」昨日今日で何度この言葉をつぶやいたことかww
ダブルハンドロッドでのウェットフライ、ストリーマーにこだわりすぎてるのかな?
尻別川も夏の間はドライフライなのかな?

うーん、わからん…。
答えを求めて来週も尻別川に…行くの?

じ、次回に期待…!!

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