フライフィッシング

【2021年11月】ついに開眼!?支笏湖で良型ブラウン、レインボー連発!

穏やかな11月の尻別川

11月ともなると本流の水温もぐっと下がる。
釣り人の姿も減り、日によっては貸切状態のポイントもある。
釣り人が少ない理由は寒さもあるが、やはりハイシーズンほど魚が釣れないということなのだろう。

この日は朝7時から本流に立ち込むが釣れない時間が続き、いくつかポイントを転々とした。
陽が傾き、そろそろ終了かなと思っていたとき、ついにラインがギューッと走った。
やっと掛かった貴重な1匹。
丁寧にやり取りをしてネットに収まったのは中型のアメマスだった。

ボウズを回避させてくれ貴重なアメマスに感謝。
このあとすぐに30cmくらいのアメマスも釣れたが、狙ったビッグワンには会えずに納竿。

羊蹄山の頂上も白くなり、そろそろ厳しい冬がやってくる。

今年はあと何回、尻別川に来れるかな?
本流でデカい魚を掛けたいですね〜。



支笏湖で奇跡の良型連発!!

釣行前日、支笏湖用のフライを巻きながら釣りのことについてあれこれ考えていると眠れなくなってしまったw
仕方ないのでそのまま寝ずに真っ暗な中、車を走らせる。
支笏湖の展望台に着いた時、東の空は朝日で赤くなり始めていた。
この時、自分の支笏湖史上最大のドラマが待っているとは知る由もなかった。(大げさw)

釣り場に到着すると風も波もほとんどない穏やかな状況だったが、1時間ほどすると左手側から微風が吹いてきた。
ピタッとしていた水面も風のおかけでわずかに揺らいできた。

釣れるかもしれないという期待を抱きながらキャスティング、リトリーブを繰り返す。

しばらくすると左手側から吹いていた風が右手側からの風に変わる。
風向きの変化に合わせて左上手(うわて)のキャスティングに切り替える。

風向きが変わってから15分後ほどだろうか。
リトリーブしていた右手に魚からの確かな手応えが伝わる。
慌てずにラインを引くと魚の重みがズシリと乗った。
ここだと思い、ロッドを横にあおると魚が一気に走り出した。

手繰っていたラインがあっという間に引っ張られ、バッキングラインまで出ていく。
「これはでかいww」

すごく元気のいい魚でラインを引き出しながらバシャーン、バシャーンと2回ジャンプ。
「なんだ?ニジマスなのか?」
遠すぎて魚種を確認できないw

魚に主導権を取らせないようラインを巻き取りながら寄せてくるとさらにもう1回ジャンプ。
その瞬間、魚体が銀色に輝いた。

5分ほどやり取りしたのちランディング。
傷ひとつないピカピカのブラウントラウト!

どうぞ見てやってください、このなんとも凛々しい顔を。


すごく大きく感じたけど測ってみると66cm。
支笏湖のモンスターブラウンサイズには遠く及ばないが、それでも自分史上最大のブラウントラウトだ。
めちゃめちゃ嬉しい!!

針を外し、緩く体を支えながら魚の体力回復を待つ。
1分ほど経つとブラウンはゆっくりと尾びれを振りはじめ、スーッと深みへと潜っていった。
「ありがとうありがとう!!」

ちょっとした達成感があり軽い放心状態だったが、気を取り直し釣りを再開。

すると10分もしないうちに次のヒット!
「マジで!?」
さっきのブラウンほどではないが結構デカそうだ。

釣れたのは55cmくらいの丸々としたニジマス。

ドン!

ドドン!

おほーw
太い太い!

かっこいい面構えですね〜。

支笏湖のニジマスは格別に嬉しいですね!!

しかし、今日はこれでは終わらない。

さらにもう1匹。

45cmくらいですがこの日の3匹目。

1日で3匹も釣れてしまうなんて…。
釣れない釣れないといいながらも通い続けた甲斐があったな〜。
支笏湖の釣りに開眼したのかもw

いやー、ホントこの日の支笏湖は確変してましたね〜。
実はもう1匹60cmくらいありそうなブラウンが掛かったのですがバレてしまいました。

4ヒット3キャッチ…こんなに最高な支笏湖は二度と俺には訪れないだろう…w
ドラマチックな1日に大満足しながら帰路につくのであった。

** 後日談 **
1年前に注文していたロッドがやっと届いたので試し振りついでに再び支笏湖へ。

この日は本当に穏やかで風も波もないベタ凪。
ロッドの感触を確かめながら「入魂できたらいいな〜」と思ってたら…釣れましたww

デカくはないけど支笏湖で魚が釣れると気分がいいですね〜w

11月の支笏湖は釣れますね〜!
どうもありがとう支笏湖、そして支笏湖の魚たち!

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