2020年11月第1週　支笏湖

この日の支笏湖は適度に波があり、湖の釣りとしては悪くない条件だった。
それでもポイントが悪いのかフライが悪いのか（つまり下手w）…日暮れ近くまでロッド振り続けたがボウズ。
支笏湖で釣れるが気しねえ…w

2020年11月第1週　尻別川

尻別川は晩秋ある日、いきなりデカイのが釣れることがある。
11月の第1週なのか第2週なのかそれ以降なのかは年によって違うのだが、この日がその日だったようだw

タックルはLOOPのEvotec Castスイッチ11ft #7（LOOPのサイトから購入した新品…うれしいw）、ニンフィングなのでシングルハンド用Wf8、リーダーは2X 9ft、リードとドロッパーにニンフを結んだ。
とりあえず手前から、とちょいちょいとフライを投入すること3投目、いきなり竿が伸される！
「うわー、でけええええ！」
ラインに指をかけテンションを掛けると魚がジャンプ！
でかい！尻別川でこれまで見た魚の中でも最大級のニジマスだ！
2回、3回とジャンプされそのまま下流へと突っ走られる。

あまりに突然、そしてあまりの大物にすっかり焦ってしまう。
スイッチロッドのバットを腹に当て、強引にラインを止めようとしたのがいけなかった。
魚の勢いが凄くまたも竿が伸され、そしてフックアウト…
時間にして10秒ちょいの出来事だった。

伸されたバーブレスフック
「いやー、デカかった…これまでの最大だったな…」
もしシングルハンドロッドだったら、もしバーブレスフックじゃなかったら、もしあそこで魚を止めなかったら…ぐるぐると後悔が頭を巡ったがこれも釣りよ。
漁じゃないんだからな…仕切り直しw

このあと俺を慰めてくれるかのように中型のニジマスたちが針にかかってくれる。

朝イチのバラシで心が折れたのか、午後の部の勝負を捨て早々に帰宅。
「うーん、デカかった…」

この日の夜、言うまでもなくバーブレスじゃない普通のフックにニンフをめちゃめちゃ巻いたw

「俺はバーブレスフックをやめるぞ！ジョジョォオオオオ！」

2020年11月第2週　尻別川

逃した大物を求め、再び尻別川へ。
しかし…この週の前半、後志地方は例年にない大雪に見舞われた。

天気予報などで積雪の多さを前もって知っていたので、スノーシューを持っていったのだが正解だった。

雪中行軍してポイントに到着。
前回来たときよりも水温が下がり魚っ気がまったくない。

2時間ほどやっても無反応。
「今年の尻別川はもう終わりかな」

2020年11月第2週　尻別川～支笏湖

数日後、懲りずにまた尻別川へ向かう。
札幌も積雪があり、中山峠頂上の駐車場はスケートリンク状態。
何もこんな危険な時間帯に移動しなくても…。
馬鹿ですね～ww

超安全運転で無事に尻別川に到着。
釣りを始めて30分後…

ガイドが凍りましたwww

水たまりもバリンバリンに氷が張っていますw

午前8時半、日が昇り気温が上がれば魚の活性も上がるかもしれない。
そんなかすかな希望があったが、すでに心は凍てついてた…。

「支笏湖で練習しよw」

支笏湖は尻別川ほど寒くなくキャスティング練習にはまあまあの条件。
「いつまで練習してるの？」という声が聞こえてきそうですが…
「釣れるまで練習ですwww！！」

釣れないことも経験値として蓄積され、キャスティング技術の向上もいずれ出会うことになる大物への礎（いしずえ）となる！
…に違いないww

そしてこの日も練習で支笏湖の日が暮れる。

ハァ…支笏湖で釣れる気がしねえ…w