フライフィッシング

【2019年晩夏】不毛な2週間…8月第4週尻別川でアメマス、9月第1週湧別川でボウズ

週末ごとに雨にたたられ、不毛な釣果が続いた2週間。
釣れないのもまた釣りのうち。自分用として記録として残しておこう。
釣れてない記事ですが、よければお付き合いください…。

2019年8月第4週 尻別川

2019年8月25日
午前5時40分、尻別川本流のとあるポイントに到着。
後志地方は金曜日くらいまで雨が降っていたようだったが、2日経ったことで濁りあまりないように感じた。
第1ラウンドのタックルは
・LOOP 旧Evotec 15ft #10
・Rioのスカンジヘッド3D(F/H/I)
・ティペット 0X
これにマドラーゾンカーを付ける。

2キャストごとに1m釣り下がっていく。
腰までウェーディングするとアンダーハンドキャスティングは投げづらくなるのでシングルスペイやスナップTでテンポよく投げていく。
やはり大きな流れの中でのスペイキャスティングは、ただそれだけでも面白い。
魚が釣れればもっと面白いのだけれど。

キャスティング→ドリフト→スイング→リトリーブを繰り返していると実釣開始から20分ほどでファーストヒット。
しかしアタリは良かったが、そのあとの抵抗が少ない。
引き味からそれほど大きくない魚のようだ。

一気に引き寄せると釣れたのは35cmほどのアメマスだった。

「今日は調子が良いのかな?」と思ったのだがこのあとが続かず…。
スカジットヘッドにしてシンクティップを使ったり、手持ちのフライをいろいろ変えてみたが反応なし。
うーん、きっとニジマスはいるんだろうけど釣り方がマッチしていないな。

午前9時ころまでこのポイントを行ったり来たりしたが、魚はあのアメマス1匹のみ。

「本流は厳しいのかな?それなら支流にいってみるか」と車を走らせるも今日は釣り人だらけ。

支流を諦めドライブがてら尻別川の中流域いろいろ探索。
とある本流のポイントに寄ってみると水色、水量がいい感じで釣れそうな雰囲気が漂っている。
11ft5番のスイッチロッドと9ft8番のシングルハンドロッドを携えウェットフライ、ドライフライを試す。
…しかし下手すぎるのか魚がいないのかアタリはない。

雰囲気はいいのだが何かがマッチしていない。

1時間ほどフライを流していると同情してくれた新子ヤマメがウェットに反応してくれた。
優しいヤマメちゃんに感謝w

さらに1時間ほどこのポイントで粘ってみたが反応なし…。
魚はどこにいるんだ…?

午後2時半ころ、第3ラウンド開始。
京極付近のとあるポイントでウェットフライを流していると、一度だけドラグが逆転するすごいアタリがあったのだが、針が小さすぎてバレてしまう。
「くっそぉおお、今のはデカかった!」
シルバーマーチブラウン#10とロイヤルコーチマン#12のコンビネーションだったのだが、どっちのフライに反応したんだろうな?
このバラシのあとアタリが消えたのでポイント変更。

本日最終ラウンド。
夕方のいい時間に差し掛かったが、結構いい勢いで雨が降り始める。
それでもなんとかニジマスを1匹!という思いでキャスティングを続ける。
なんとなくドライフライな感じがしていたので、セミフライを投げていると結構大きめの魚がフライを咥えた!
…がしかし、アワセそこねる!
完全に油断していたwww
「うわー、下手すぎだろぉおお!」

このあとさらに雨脚が強くなり、ついに心が折れるwww
「うーん、釣れん…撤収!」



2019年9月第1週 湧別川

2019年9月1日(結果から言うと、この日はボウズです…w)

前日は道央圏で大雨が降り、釣りは無理かな?と考えていたのだがオホーツク海側はほとんど影響がなかった。
第1目標としていたポイントに向かう前に湧別川に架かる橋の上から川の様子を見てみたが、前回来たときよりも水量が増えていた。
「渇水してたときよりは期待できるかな?」

午前6時、ポイントに到着。
ここは瀬が長く続き、川幅も広いポイントだ。
タックルは
・LOOP 旧Evotec 15ft #10
・Rioのスカジットヘッド(650グレイン)+シンクティップ
・ティペット 0X
そして前日にタイイングしたチューブフライにチヌ針9号を付けて実釣開始。
多少濁りはあるもの、この濁りは釣れそうな濁り。
「デカいの来いよ〜」

アタリがないまま1時間ほど経過。
フライを流しながら下流側を眺めているとまあまあの魚がライズした。
「ん?…今の魚、黒っぽいな…」

ここで1つ疑惑が沸き起こる。
「いまのライズ…もしかして…カラフトマスじゃね?」

カラフトマスが遡上して産卵を始めるとニジマスはその卵を捕食するため、普通のフライは食ってくれないと聞く。
「…エッグフライ、ないなw」

手持ちのニンフやウェットフライをいろいろ試してみたが、1度だけアタリはあったもののノーフィッシュw
「支流にいってみるか」

前回、湧別川に来たときとは別の支流に入ってみると、これがなかなかいい雰囲気。
両岸から木の枝が覆いかぶさっているが、8フィート6インチのシングルハンドロッドならキャスティングできそうな感じだ。
ドライフライを付けて上流にキャスティングすると水中でなにかがギラリと光った。
「デカいのいるしょwww」
期待しながら少しずつ川をさかのぼり、キャスティングを続ける。

ふと、足元を見ると…なんと魚が泳いでいるではありませんかwww
「うわー、カラフトマスだ!!!」
何ということでしょう、カラフトマスがこの支流にも遡上していたのですww(当たり前、といえば当たり前なのだがw)

ウェーディングしていたときは全く気づかなかったが、よく見ると何匹ものカラフトマスが泳いでいる。
そのうちの1匹、婚姻色で真っ赤になったオスが尾びれで一生懸命に産卵用の穴を掘っていた。
その光景にキャスティングする手が止まる。
「すげえええ!感動!!!」

写真に残そうと思ったのだが、スマートフォンを車に忘れてきてしまったが、まあいいさ。
こういうシーンを目の当たりにすると、自然の凄さと魚たちのたくましさを実感してしまう。

しばらく産卵シーンを眺めたあとここを立ち去る。
「ここで釣りをしちゃダメだろw」

このあと、カラフトマスが遡上してこないであろう瀬戸瀬のダム上まで戻る。
前回、下見したときに気になっていたポイントに入渓するが、ハイプレッシャーだったのかアタリなし。
湧別川も通わないとポイントがわからないな。うん、難しい。

フライフィッシングを始めてから今年で3年目。
今年の釣行回数は過去2年分をすでに上回っているが、初めてのことが多くてとても新鮮だ。
(というか、北海道の川釣りのこと知らなさすぎろw)

そして今日、敗北の車中で俺は思った。
「エッグフライ、この時季には必要だな…w」

じ、次回に期待!!

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