フライフィッシング

【2019年8月・第3週】尻別川支流と赤井川の小渓流で良型ヤマメ

2019年8月18日
今日の尻別川本流は台風崩れの低気圧の影響でまるで春の雪代のような増水&激濁りのバッドコンディション。
ということでまずは尻別川支流から。

支流に入渓すると濁りはそれ程ではないものの10cmほど水かさが増していた。
ちょっと肌寒さはあったがポロシャツ1枚でなんとか釣りができる気温。
第1ラウンドはウェットフライ、ドライフライを試したが新子ヤマメ1匹という冴えない釣果。

雨の影響で水温が一気に下がっているのか朝イチは魚の活性が悪かったのかもしれない。

ドライフライに良型ヤマメ

第2ラウンドはこの支流で一度も入渓したことのないポイント。
時計を見るとすでに午前10時半を過ぎている。
いつもならこの時間だとダレてしまうところだが、気温が上がってきているので「水温も上がって魚の活性も良くなるのでは?」と期待しながら入渓する。
気温上昇とともに蝉の声も賑やかになってきた。夏の渓流はいいな〜。

とりあえずウェットフライを付けて釣り下がり。なるべく浅瀬側を下っていきながらポイントを確認。
水の透明度は朝よりも上がりなんとなく釣れそうな雰囲気が漂ってくる。

1時間ほど釣り下がったところでUターン。
今度はドライフライで釣り上がっていく。
ドライフライを流れのたるみに流すとすぐに反応があった。
中型の魚だったがバレてしまったため魚種の確認はできず…。

確実に朝より魚の活性は上がっている感じがする。
同じポイントに3回ほど流してアタリがなかったらポンポンと釣り上がっていくと瀬からまあまあのヤマメが出てきた。

光の当たり具合によってはちょっと銀化してきているようにみえる。

手計りで25cmほどの良型ヤマメ。
こんなサイズの数釣りができたらいいのだが、エサ釣り師もたくさん入る川なので難しいだろうな。

10mほど上がると同じような瀬でいいサイズの魚がかかったがアワセが甘くバレてしまった。
ドライフライのほうが反応が良かったので1時間延長し、入渓ポイントよりも上流まで攻めてみたが2バラシで終わり。
雰囲気はとても良かったのだが…。うーん、下手すぎwww

第3ラウンドは尻別川本流の京極エリア。
時間は午後3時。
「朝に比べて水の濁りは落ちてるだろう」と予想していたが、濁り具合も水量もすごい。
雪代がドバドバ出ていたときにこのポイントに訪れたことがあるが、その時と同じ状況だった。
とりあえずウェットフライを流すが、当然アタリはないw
30分やって終了。

「うーん、帰るか!」



赤井川の渓流でイブニングフィッシング

帰りの道中、倶知安から赤井川に抜ける峠の流れがちょっと悪い。
国道の脇を流れる川を見ると水がとても澄んでいる。
エサ釣りで有名な川で普段なら尻別川に行くため素通りしてしまうのだが、いつも気にはなっていた。
時間は午後4時半…。
陽は完全に傾いているがあと1時間半は目が利く。
「…道は混みそうだし、帰っても寝るだけだからやってみるかw」

ポイントも知らないまま適当な場所に車を止めて入渓。
準備しながら川のほうに目をやるとポツポツとライズリングが広がるのが見えた。

大きめのフライを投げるとすぐに反応が出た。
「魚いるしょww」
しかし数投すると見切られたのか反応が消える。
#12のブルーダンに変えてポイントを釣り上がって行くとちょっとした落ち込みでちょっと大きめの魚がフライを咥えた。

釣れたのは銀化した良型ヤマメ。

いぶし銀の魚体はとてもかっこいい!
このヤマメは手計りで26cmほど。
第2ラウンドのヤマメよりもちょっとだけ大きかった。
「エサ釣り師に抜かれることなくよく頑張ったな!」
リリースすると一瞬で深みに消えていった。

午後6時まで続け、最後の1投で釣れたのは朝の1匹目と同じサイズのヤマメ。
まるでDコンタクト(ミノータイプのハードルアー)のようだw

昼くらいから入渓してじっくり攻めたらもうちょっといい釣果だったかもしれない。
これまでヤマメを真剣に狙ったことがなかったけれど、アワセ方が難しくてこれはこれで面白いな!

今回のように尻別川本流の増水や濁りが予想できる場合は無理してやらずに、この川でヤマメ狙いもいいかもしれない。
道央圏の河川はまだまだドライフライの時季。ヤマメ用のドライフライも巻きためておこう。

次回も期待!

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