フライフィッシング

これぞビギナーズラック!?57cmのニジマスがニンフに来た!

前回の十勝釣行、たった1匹しか釣れなかったものの、自分なりに得るものがあった釣行でした。
さらに帰ってから『Fly Fodders 2017 秋号』を何度も読み返す…。

  • ニンフは底を釣る。そのためにスプリットショット(ガン玉オモリ)を打つ。
  • ニンフではフォルスキャストを極力しない。(スプリットショットがあるとキャスト時の絡み原因になる)
  • アウトリガースタイル(ロッドを持つ手を高くあげ、水面にフライラインが接する部分を少なくする)

これらを試すべく、ルアーでいい思いをしたことがある道央圏の某河川に行ってきました。

この川もすっかり秋模様となり、木々の紅葉がとても綺麗です。
落ち葉も流れ始め、とてもいい雰囲気。

フライボックスにたまたまカゲロウが止まりました。何カゲロウかはわかりませんが、まだ成虫は飛んでいるようです。

いつくかのポイントでニンフを流したあと、本命にしていたポイントに到着。
腰まで立ち込みアウトリガースタイルでニンフを流します。

ニンフの威力

同じポイントにニンフを30回ほど流すと、いままで流れていたフライラインが止まる…。
「ん?」
竿を立てるとラインが引き込まれる!でかい!
ティペットはナイロンの2x(2号)、切れるかもという思いがよぎるがドラグをうまい具合に滑らせながらリールファイト。
浅瀬に寄せネットインした魚は48cmの立派なニジマス!

すごい!自らタイイングしたフライでこんな大物がヒットするとは!
アゴの蝶番部分がちょっと変形しています。きっと過去に一度、釣られたことがあるに違いありません。
「もう釣られるなよ〜」と声をかけ丁寧にリリース。元気に泳いでいきました。

いつもなら1匹釣れたらポイントを移動するのですが、このポイントはまだ雰囲気がある。
ペットボトルのお茶で喉を潤し小休止。

デカニジは突然に

ティペットを新品と交換し、10分ほどポイントを休ませたのち、同じポイントにニンフを投入。
20回ほど流してみたがアタリがない。もういないかな?

3mほど下流に移動し、ニンフを流すといきなりラインが横走り!
さっきの魚よりデカイ!
ドラグを調整しつつ、魚が走る方向に自分も走る。
過去にルアーでデカイのをかけたとき、70cm近く垂直にジャンプされ、着水とともにラインブレイクしたのを思い出す。
ジャンプさせれたらティペットは切れる…。
なるべく竿を寝かせながら何度も走らせ、そしてラインをリールに収めるを繰り返す。
時間にして7〜8分…、無事にネットイン。
ランディングネットから尾がはみ出るほどの大物です!

メジャーで計測するとなんと57cm!
こんなにでかいニジマスが釣れてしまうとは…。
ビギナーズラックな感は否めませんが、いろいろ試行錯誤した経験が生かせました!
そして、「ニンフすごい」

アゴにガッチリとかかったニンフ。フックサイズは#8。
ちなみにロッドはMaxcatchの9ft#5、リールはゴチュール、いつもの安物タックルです。

尾っぽを優しく持ち、ニジマスの体力が回復を待ちます。
尻尾を動かし始めたので手を緩めると、ゆっくりと深みに向かって泳ぎ始めました。

次にこのような大物が釣れるのはいつになるだろうか。
しばらくこの河川に通うことになりそうです。

最後にもう1回、「ニンフすごい」

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